家族葬ってなに?

最近、良く聞く『家族葬』

家族だけの葬儀?と思われている方も多くいらっしゃると思います。改めて家族葬についてのご紹介です。

家族葬は、勤務先の関係者や近隣の方々などの会葬をお断りし、親族や親しい方など、ごく近しい方々で故人様をお見送りする葬儀スタイルです。

会葬者を限定する。というところが一般的な葬儀との大きな違いです。

家族葬と呼ばれていますが、あくまでも「ご家族を中心にしたご葬儀」という意味で、ご家族はご会葬者をお選びいただき、人数を限定することができます。10名の家族葬もあれば、100名の家族葬もあります。

人に気を遣うことなく、家族だけでゆっくりと見送れる温かなお葬式を望む方が増えてきています。

一般的なお葬式と違い、周りの目を気にして見栄え良く立派な葬儀を演出する必要もありません。おもてなしの食事や御礼品が無くても、多少の不備や不足も親しい方だけであれば気にならないでしょう。

家族葬であれば故人を見送るという一番大切な事だけを考えることが出来ます。

もちろん家族でなくともご縁がある方はお呼びしてあげて下さい。

親戚や近所の方、友人や知人の方も故人を見送りたいと思う気持ちがあれば、家族も同然です。



僧侶などの宗教者をお願いすることもあれば、無宗教で行なう場合もあります。

火葬だけでいいと思う方もいれば、ちゃんと二日間やってあげたいと思う方もいるはずです。家族葬だからこうだ、という決まりは必ずしもありません。



家族葬のメリット

●費用が抑えられます。

ご会葬者が親族や親しい方など少人数で規模も大きくないので、司会や運営スタッフ、大型の式場が不要なケースが多くみられます。人数が少なければ少ないほど、お通夜や告別式での飲食代、返礼費用も抑えることができます。

●故人様とゆっくりお別れいただけます。

ご会葬者は親族や親しい方だけなので、弔問や挨拶などに時間を取られることなく、故人様への愛情や感謝をしっかりとお伝えいただけます。


家族葬のデメリット

●参列できない方への配慮。

親族や親しい方だけでご葬儀を執り行うため、参列できなかった方々から「連絡してほしかった」「お世話になった人だから、お焼香をあげたかった」などと言われるケースもあります。

●弔問される方への対応。

ご葬儀後に故人様が旅立たれたことを知った方々には、その都度旅立たれた経緯を説明し、弔問への対応が必要になります。

●お香典が少ないため、自己負担費用が大きくなります。


家族葬について:よくある質問まとめ

Q. 家族葬と密葬は違うのですか?

A. 親族だけで執り行われるご葬儀を、従来は「密葬」と呼び、多くの場合はお別れの後に火葬し、後日改めてお別れ会などを行うものでした。

一方、1990年代に登場した「家族葬」は、親族や親しい方など喪主様がご会葬者を限定し、通夜・告別式を執り行った後に火葬するものです。

Q. 家族葬にしたいので、亡くなったことを近所の方に知られずにできますか?

A. 病院など自宅以外で亡くなられた場合、一般的には一度ご自宅にお戻りいただきます。

しかし、病院などから安置施設へ直接ご安置すれば、ご近所の方に知られることはありません。

Q. 家族葬で香典や供花を、いただいてもよろしいのでしょうか?

A. 多くのご家族はいただいていらっしゃいます。

ご辞退を希望される際は、事前にお電話もしくはFAXで連絡し、お伝えするようにいたします。お断りしたにもかかわらず、ご会葬者が「どうしても」と置いていかれたご香典に対してはお返しをし、故人様に代わって感謝の意を示しましょう。また、ご弔電やご供花が届いた場合も、お礼を申し上げましょう。


ご希望やご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡ください。

百合ヶ丘家族葬ホール

葬儀のご相談を承ります。 大切な人への最後のお別れをまごころ込めてお手伝い致します。